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不倫問題が子供に与える影響

浮気不倫問題では、多くの場合、有責配偶者は離婚後に再婚という形で新しい家族または夫婦を形成します。

再婚ではない場合においても異性との関係性は継続している場合が多く、そうした中で離婚したとしても、親だからという理由だけで面会を継続するという事は、子供にとって別居親が同居親でない異性に愛情があるという現実、自分よりも優先すべき家庭があるという現実を突きつけられる事になります。

実際に、子の福祉を考慮して面会を強行した結果、面会に同居親ではない異性が同席する、面会に際し子供達の気持ちよりも新しい家庭の都合を優先する、新しい家族の都合により突然に面会が中断する、別居親の再婚相手から疎まれ心無い言葉を掛けられる等、離婚前と同様またはそれ以上の心無い行為により、子供達には更なる傷を心に受け、別居親との面会がトラウマになっています。

こうした過程で、多くの子供達は、面会に行きたくないと訴える、本来面会と養育費の受領は別問題であるにもかかわらず、行きたくないが養育費を受領するために嫌々面会に行くなど、様々な葛藤を胸に抱きつつ成長していきます。

そして、何よりも、面会を重ねることで、子供達は不倫問題に直面した時に感じた、親から捨てられる恐怖を幾度となく感じていかねばなりません。

他方で、配偶者の浮気不倫問題により離婚した多くの親は、離婚から何年も経過した後でもフラッシュバックで苦しみ続けております。

昨今、ひとり親家庭の貧困問題や虐待が取りざたされておりますが、直接、間接問わず面会交流で元配偶者と接触する事により心身ともに不安定になることで生活に支障をきたし、これらの問題に繋がっている事実もあります。

このような浮気不倫問題からの離婚において、私達は一様に面会交流を行うことが、子供達の健全な育成に必ずしも有益ではないと考えます。

一般的に、子供達の育成には面会交流により両親から愛情を示されることが肝要であるとされておりますが、興味本位や義務的、元配偶者への嫌がらせを目的とした面会が行われていることも否定できません。

そのような中で心からの愛情を得ることができない子供達の負う心の傷は如何ほどのものでしょうか。

子供達は親にとって我が身に変えても守りたい尊い命です。

私達は、面会することによって、逆に傷つく子供達がいることを知っていただき、そして、その傷つく子供達の心と未来を守りたい、救いたいと思っております。

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